プリエンファシスの修正に取り掛かっている。先頭サンプルをスキップして処理するようにしたら、(前も見たけど)結構悪化する。。。ストリーミングエンコードができないのはきっとツライ。どこかでケリを付けたい。
Rice符号のパラメータも影響を受けているのは確認したが、そしたら初期値パラメータ設定が良くないんじゃないと再び思ってしまった。そして論文探しへ…
- Linear predictive coding and Golomb-Rice codes in the FLAC lossless audio compression codec ロスレスについての素晴らしい文献(卒論?)。FLAC中心だけど、Golomb-Riceの詳細な考察がある。エントロピー+0.6の上限があることを初めて知った。また、 自己相関を計算することで前向き誤差と後ろ向き誤差を高速計算できることを言っている(Algorithm 2.29の上)。これも知らんかった。
最適なRiceパラメータ設定についてもまだ議論の余地がある。
また上記文献を見ていたらBurgアルゴリズムがあるのを思い出した。
- Burg’s Method, Algorithm and Recursion リンクがまだ生きてた。
- WHY YULE-WALKER SHOULD NOT BE USED FOR AUTOREGRESSIVE MODELLING Yule-Walker法が不安定な解を導くことを言っている。
大分脱線したが、Burg法に補助関数突っ込めばL1基準で最適化できるんじゃねと思ってやってみたら意外に導出が進んで、若干汚いが再帰式が出た。脱線甚だしいがまとめてみるか。