\begin{equation*} \newcommand\ve[1]{\boldsymbol{#1}} \end{equation*}

乗せるデータをまとめる。

  1. 自然勾配SA法の有効性を示す。
  • 人口データに対する実験: SA(ステップサイズ=0.005,0.01,0.02)と比較して収束が速いことを示す。しかし係数適応は遅いことは同時に指摘。
  1. 正規化自然勾配SA法の有効性を示す。
  • 人口データに対する実験: RLS(忘却係数=1,0.9,0.99)と比較。収束は遅い場合があるが、定常誤差は小さく、また係数変更時の適応が早い。忘却係数に依存せず安定した収束性能を示す。
  1. 自然勾配法の有効性を示す。
  • 実データに対する実験: 音楽の一部データに対する比較。SA, RLS(忘却係数=0.99), 正規化自然勾配SA, 自然勾配SAで比較。
  • RMSを比較。RLSとほぼ同等の性能を達成している。