4/13-4/15は多忙につき動けず。

前回発想した、2,4分割して右シフト量を決めるようにしてみたが微悪化。予測の改善量よりも、右シフト量の記録領域の方が大きくなっている(記録領域を無視すれば圧縮率が改善しているが、記録すると悪化)。取り下げざるを得ない。係数の量子化誤差による悪化量は思ったより小さい。

ここまでくると、1/512の正則化でここまで良くなる理由がさっぱり分からない。係数の量子化誤差では説明できないくらいの改善になっているように見える。多層にすることで正則化が何か良い影響を及ぼしている?もう一度多層構造実験に戻って、正則化を入れたときにどんなflatnessが出てくるか見てみるか。

別件。spectrum flatnessは予測利得の逆数になっているとの記述が『Digital Coding of Waveforms: Principles and Applications to Speech and Video』のp270にあった。これは階層のない場合の統計量だが、階層を入れると良くなることの議論に使えそう。