引き続き証明を追っていた。 Mathematical Methods and Algorithms for Signal は誤植が多く、また明らかに On the asymptotic eigenvalue distribution of Toeplitz matrices を引用している。

また、証明に当たってはWeierstrassの多項式近似定理が必要だった(多項式から連続関数への拡張にあたり)。以下の証明が簡明。

今日で何とかSzegoの定理の証明を追えた。これで結論に至れそう。日曜日〜来週前半はほぼ動けないので土曜日までにまとめておこう。残りは The Theory of Linear Prediction の第6章をまとめればよい。

しかしこの定理の意義は大きい。サイズが大きい場合、Toeplitz行列と巡回行列は同一視してしまってよいと言っている。また、予測誤差の限界値が明示的に得られるのも大きい。階層は1段だけど、理論的な考察には使えると考えている。