階層的LPCを組んでみた。プリエンファシスにより残差分散最小値が減少していることも見た。評価尺度として、(最小分散)/(入力データ分散)を使っている。

しかし同時にプリエンファシスフィルタの次数を上げても残差分散が減っていく傾向。これに対しては、次数に対するペナルティ(符号長)を入れると公平な判断ができそうな印象。でも、これは知りたかったことではない。

階層的LPCで様々な構成での最小残差分散の変化を見る。概観は以下

  • 1次のフィルタ一発を入れるところでほぼ決まる

これでほぼ結果が決った…と思ったら、評価尺度が良くないことに気づく。(最小分散)/(入力データ分散)だとプリエンファシス後で減らせる分散も入ってしまう。(プリエンファシス後の最小分散)/(プリエンファシス前の最小分散)がプリエンファシスのみを測れる尺度になるはず。