Haarウェーブレット(lifting)で2分割して、それぞれにSAを適用してみた。 分割しないでSAを実行するものと予測誤差を比較したところ、RMSの意味で悪化。 ステップサイズをまったく同じにしているがそれはいいのかなど気になる。
いやでも、単純にHaarかけるだけでも平均絶対値は下がってるな。有益に見える。 L2ノルムも半分になってるのはどうしてだ?パーセバルの等式やいかに。
純音を相手にしているので綺麗に性質が表れている。
- 奇数(差分)成分は周期を2倍(周波数0.5倍)にした成分。
- 差分なので振幅は小さい
- 偶数成分は周期を0.5倍(周波数2倍)にした成分
- 振幅は元の信号と変わらない
分割した帯域に対してLPC/LMSするなり帯域ごとに異なる符号を割り当てるのはまったく自然な発想に思える。他の信号でも試して様子を見るべきかもしれない。
LPCしたらどうなるだろうか。分割しない場合との比較をしたい。